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2010年08月27日 (金) | Edit |
「お得になる本」カテゴリに入れていいものか微妙ですが、
久々にオススメ本です。

東京島 (新潮文庫)が映画化で話題になっている桐野夏生の2,3年前の作品です。

当時、新聞小説で連載されており、ちょっとした話題になっていました。
普段は小説読まない私でも読みやすくて朝刊が楽しみだったなあ・・・

何でいまさら思い出したのかというと、先日久しぶりに会った友達がいたのですが、
彼女は派遣で働いているそうです。

「いつまでこの仕事に居られるかわからないんだよ」

という彼女、なんと1ヶ月更新の仕事らしいです。

で、仕事に必要という勉強を一生懸命やっているそうですが、
履歴書に書けるようなものでもないらしい。。

その子は同い年で独身なんですが、私も人ごとに思えなくってですね。
余裕のない状態、なんかわかるなあ、、と思いました。


困窮した状態・・・そういえば、というので思い出したのがこの「メタボラ」という小説。
請負派遣の状況がリアルに描かれています。


小説は、ギンジという記憶喪失の青年とアキンツという沖縄の青年の目線で描かれますが、
(ネタばれなので表現は控えますが)
拠り所の無くなったギンジとおぼっちゃんで家出状態(?)のアキンツは社会の歯車からはみ出してしまった人間ですが、
そうなってしまうと底辺まっしぐらになってしまうわけです。

いったんはみ出してしまうとはいあがる事は不可能、
落ちて行くだけなんですね・・・

amazonのレビューで、
>男って「死に向けて行進する存在」と桐野さんが定義づけているようで怖いです。

と、書いてありましたが、これもなんかわかる・・・
小説の中での話ですが、
リアル男性も脆いというか、うまく自分を曲げられないために悲劇になってしまうパターンをよく見ます。

個人的には、ギンジを住み込みで雇ってくれたじいちゃんがツボです。。


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